働く環境を見直してみましょう

 1970年7月7日にスーパー経営に見切りをつけ東京都の府中市に横川夫妻がオープンした、すかいらーくは郊外型ファミリーレストランの先駆けといわれています。この日本初といわれるすかいらーくは評判を呼び次々と店舗を増やしていき、2003年11月には都内の八王子寺町に1000店舗目をオープンさせます。しかしその後外食産業の市場が縮小する一方で、他社との競争が激化しすかいらーくの業績も悪化します。そして2006年にはMBOと呼ばれる経営陣による自社買収をおこない、株式の上場も廃止して経営再建に取り組みますが2008年に創業者である横川社長が解任されます。

 

月130時間を超すサービス残業で過労死

 そのすかいらーくも2012年12月には売上高が3295億円で営業利益が155億円と、業績が改善し2014年に再上場の可能性も噂されています。しかしその一方で2004年に当時48歳だった支援店長の中島富雄さんが、月平均130時間を超すサービス残業が2年も続き過労死した記事も目にしました。支援店長とは各店舗の店長が不在の時に店長代理を行うもので、中島さんは退職も覚悟で会社にサービス残業代を請求する決意を固めていた矢先に出勤前に倒れました。

 

2度繰り返された悲劇

 実は中島さんはすかいらーく労働組合の組合員でしたが中島さんが頼っていたのは、自社の労働組合ではなく個人加盟できる東部労組でした。その理由は自社の労働組合に相談すると、すべて会社に筒抜けになるからです。夫の死後妻の晴香さんは東部労組に加盟し、すかいらーくと交渉し労災認定を勝ち取りました。ところがすかいらーくは2007年10月にも、埼玉県加須市の店長が月200時間を超えるサービス残業で過労死して労災認定を受けています。

 

1度働いている会社がどんな会社なのか考えてみる

 中島さんと同じような理由で転職を考えている、48歳の方も少なくないと思います。すかいらーくに限らず過労死する社員が何人も出るほどの代償を払ってまで、事業を拡大する意味があるのでしょうか。もし経営者の事業欲だけのために会社が運営され、そのために社員が犠牲になるとしたら問題です。命と引き換えにしてまで、働く意味がありません。もう1度自分が働いている会社が、どんな会社なのかよく考えてみるのもいいかもしれません。

 

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